1週間続く首の痛み
症状
1週間前、仕事で仮眠をとり起き上がると耳裏から後頭部にかけて刺さるような鋭い痛みを感じた。それ以降、首を回旋させたときの痛みが続き日内変動で頭痛に襲われる。当院まで来る間、仕事へ行けないときが数日あったため脳神経外科・整形外科を受診したが『問題ない』と言われた。そのため、最後の手段として選ばれた。
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来院者
男性
60 代
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期間
2021年5月 ~ 2021年5月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
2回
施術と経過
患部をみると特異的な緊張がみられた。そのため、この部と連動する肩甲骨内縁のツボに鍼をした。置鍼すると圧痛が軽減され動きにも変化が出た。さらに作用を高めるために小指のツボを使った。『視界がクリアーになった』と報告をいただいた。 2回目(1週間後)、『施術以来仕事へ行くことが出来て病院で渡された薬にも手をつけていない』とのこと。頸部の動きはとれていたため、胸鎖乳突筋などに残っている頸部の緊張に目を向け再発防止に努めた。
使用したツボ
まとめ
頸部-肩甲骨の連動を用いた症例であります。肩甲骨の緊張が取れると頸部の動きも良くなり症状も快方へ向かいました。
担当スタッフ
洲崎 和広