腰を伸ばして歩くことが出来ない
症状
5月から職場環境が変わり、今までの立ち仕事がメインの業務から重量物を抱えることが多い物流配送業務へと変わった。そのためか5日前に重たいぎっくり腰になり、仕事を4日間休んだ。その間、近所にある整骨院で電気治療・手技療法を受けたが思うように改善されなかった。一応仕事へ出てみると痛みが増悪し、終えると腰を伸ばして歩くことが難しくなり、歩行時には杖が必要なほどになった。
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来院者
女性
60 代
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期間
2021年5月 ~ 2021年5月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
まずは立ち上がり動作の改善を考えた。動作をみると仙骨部に伸展ストレスがかかると痛みとなっていたため、背骨にあるツボ・肩甲骨外縁・内縁にあるツボで対応した。すると立ち上がり動作がスムーズになることで杖が無い状態でも前を見て歩けるようになった。立ったときに臀部にズキッとした残っていたため、腰部の動き・股関節の動きを整えると消失した。 2回目、『臀部の方にやや痛みが残っている』とのこと。 初回と同様の施術方針で行うと解消され仕事も問題なく出来ているようだったため、様子をみていただくように伝えた。
使用したツボ
まとめ
動きを整えることに重点を置き改善へと導きました。腰の動かしづらさは、仙骨や臀部の緊張が原因であり1つ1つ取り除いていくことで動きが良くなった結果、痛みも解消されました。 本症例のポイントは発生要因が業務変更による身体の負担と考え、初めに上半身の影響を取り除くことでその後の施術をスムーズに行えたことであります。
担当スタッフ
洲崎 和広