座っているのがつらい腰背部痛
症状
数週間前から持病の腰痛(腰椎不安定症)が悪化している傾向にあり、仕事のデスクワークが立て込むと腰臀部に痛みを感じる。最近では、数時間座っているのもつらい状況であり近所の整形外科にかかると同様の診断であった。この症状に対して特別なリハビリはなく、自力で筋力をつけて経過をみるように伝えられた。ただ、渡されたパンフレット通りに身体を動かすと腰臀部が痛くなり、予防のためなら良いかもしれないが治療にはならないと考え連絡をいただいた。
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来院者
男性
20 代
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期間
2021年5月 ～ 2021年5月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
2回
施術と経過
胸椎伸展の動きを行うと背中から臀部にかけて痛みが再現された。そこでこの動きの改善を考えた。胸椎下部には特異的な緊張がみられたため、脛のツボで対応した。すると腰椎下部に痛みの範囲が絞られたため、膝裏のツボで対応した。最後に下半身の緊張を解くと動きが改善された。 2回目、『施術後からさらに良くなった、仕事中も調子が良い』とのこと。 経過良好と判断し、これからはメンテナンス目的での施術を進めることとした。
使用したツボ
まとめ
動きの改善を考え施術にあたりました。病名・診断名に囚われず施術を行うことで最短で痛みを解消することが出来ました、本症例のポイントは胸腰椎の動きの改善であります。
担当スタッフ
洲崎 和広
