脚の突っ張りと痺れ
症状
2か月前から仕事や家事をした後に脚が突っ張り、足裏全体までのソワソワとする痺れ・違和感があった。その時に整形外科に受診すると『腰椎椎間板ヘルニア』の診断を受け、リハビリ・薬物療法を受けていたが改善には至らなかった。そこで違う手段を探すと当院がヒットした。最近では、軽微な動きでも症状が出現しており脚全体の冷えを感じるようになった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2021年6月 ~ 2021年6月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
3回
施術と経過
臀部・ハムストリング部の緊張が著しく、冷えは大腿部~足裏までと広範囲に及んでいた。まずは全体的な緊張を緩和させる目的に仙骨・脛にあるツボに鍼をした。すると、大腿部~ふくらはぎまで温かみを取り戻した。そこで、ふくらはぎに鍼をすると足全体が温まった。仕上げに臀部のツボを使うことで下肢全体の緊張を和らげた。 (以下、同様の施術方針で行う) 2回目、『施術後から調子が良い。前回の症状の半分ほどである。約2か月痛み止めの薬を飲み続けてきたが初回後から止めることにした。ストレッチや湯船に浸かる時間を作るなどこれを機会に自分と向き合う時間を作ろうと思う』とのこと。 3回目、『臀部に突っ張りを感じる程度、かなり調子が良い』とのこと。 経過良好と判断し、終えることにした。
使用したツボ
まとめ
坐骨神経に沿った痛み方、冷え所見を考え身体を触れていくと筋緊張を含め要所に際立った緊張がみられました。その緊張を解くように施術を組み立てていくと速やかに改善がみられました。鍼施術を機会に自分と向き合うようになれたと感謝され印象深い症例となりました。
担当スタッフ
洲崎 和広