オフロードバイクで痛めた腰
症状
慢性的な腰痛を抱えており、これまで何とか自分で対応(ストレッチ・湿布など)出来ていた。趣味活動の1つにオフロードバイクがあり、シーズンインしてからは乗る機会も増え腰部に大きな負荷となっていた。2週間前に練習会があり、乗車中に痛めた。その後は立ち上がる時にズキッとした痛みを覚えるために真っすぐに立つことが出来ない。また、オフロードバイクで多い立ち姿勢を維持し運転することが難しくなった。3日後に整骨院で施術を受け、その後整形外科に受診して痛み止めの薬を処方されても改善がみられなかったことから連絡をいただいた。
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来院者
60 代
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期間
2021年8月 ~ 2021年8月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
痛む箇所が広範に及んでいたためその中でも最も緊張している部位を探すと仙腸関節部に際立ったものがあった。この部の緊張が動きを制限していると考え、関連する肩甲骨内縁のツボを使うと7割程解消された。 仕上げに足のツボ・臀部のツボを使うと動きの制限がなくなり、腰をあらゆる角度に動かしても痛みから解消されていた。 本人からも『これならバイクに乗れる』と言われていたため施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
オフロードバイクの特異性から紐解いた症例であります。立ち姿勢で乗る性質上、姿勢維持に必要な肩甲骨の緊張が仙腸関節部に影響し動きを制限していました。そこで、肩甲骨のツボを使うことで大きな改善がみられました。肩甲骨ー仙骨の連動を解くことで動きが良くなり痛みも解消されました。
担当スタッフ
洲崎 和広