耳鳴りとめまいがあり、メニエール病と診断を受けた
症状
2週間前の仕事で床下に潜り上をみあげたときにクラッと意識を失いそうなくらい激しいめまいに襲われ、同時にズーンとした低い音が持続的に鳴り続ける耳鳴りが発症した。日内変動はあるものの吐き気を伴いそのうち耳閉感も伴うようになってきた。体調が優れない日が数日続き、耳鼻科へ受診すると『メニエール病と思われます』と伝えられ1週間ほど薬物療法を勧められた。1週間経過したところで変化がなく、違う治療も試したいと調べると当院がヒットした。仕事場が土木現場であることから耳鳴りは気にしていないが安静時には症状が強く感じていた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2021年9月 ~ 2021年9月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
3回
施術と経過
耳と関係の深い頚背部を全体的に触れていくと側頚部と肩上部の緊張が顕著であった。その部位に関係する腕や膝裏・ふくらはぎのツボを使って緩めたところ、その場で耳鳴りは半減し、閉塞感や気持ち悪さが消失した 2回目、音は前回終わったときよりさらに減っている、気にならない時間が多くあった。体調も安定して吐き気やめまいを感じる日がなかった。股関節の捻じれをとるように施術を加えると耳鳴りは消失した。 3回目、ほとんど気にすることなく過ごせている。同様の施術方針で行い2週間に1度のメンテナンス目的での施術に切り替えた。
使用したツボ
まとめ
問診時に水分代謝トラブルがおきていることがわかり、それを参考に進めていきました。また、耳は肩との繋がり・股関節との繋がりもあるので全体像を捉えどの部分でトラブルがおきているかが重要と思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広