5日前に起きたぎっくり腰
症状
塗装工であり、発症時は傾斜のある屋根の上で仕事をしていた。一枠を終えて中腰状態から腰を伸ばそうとすると伸びず激痛が走った。そのまま臀部を突き出すような体勢のまま、安静にしていると少し動けるようになってきた。現場近くに整骨院があったため、当院へ来るまで通院していたが出勤できるような状態へは回復しなかった。課題としては職業姿勢である屈む動きに制限がかかること、また伸ばすときに同一部位に痛みがあるため腰をスムーズに動かすことが出来ないことであった。
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来院者
男性
30 代
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期間
2021年9月 ~ 2021年9月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
腰椎下部の動きを良くすることを考えた。膝裏にある腰の動きと関連する部位に鍼をした。次いで、下半身の緊張を解くことを目的に臀部とハムストリングス部に鍼をした。すると腰の動きが出て屈曲伸展共に痛みがなくなった。最後には、座るときに臀部に痛みが残ったため、関連する肩甲骨のツボを使い仕上げた。
使用したツボ
まとめ
立ち仕事であることから下半身の緊張に注目しました。特に膝裏は腰の動きと関連し、緊張が残っていると腰の動きを制限してしまいます。そこで膝裏の緊張を解くと腰の動きが良くなり、痛みも大幅に改善されたケースであります。
担当スタッフ
洲崎 和広