右上半身の怠さ・側頭部痛
症状
先月は特に仕事が忙しく立位の時間が長くなることで肉体的にも精神的にも堪えた。熟睡出来ていないので一番の悩みは朝の顎の疲労感あり日中の食いしばり激しい。5日前から肩甲骨周辺が怠くなり、庇うように生活していると肩首が重たくなり、右肩甲帯を中心に側頭部を含め締め付けられるような痛み・怠さを感じるようになった。そこでマッサージ店へ行き、2日後整体店へ行っても改善されなかった経緯から連絡をいただいた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2021年10月 ~ 2021年10月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
来院される前日にマウスピースをつけて寝てみると少し緩和されたようだった。来院時には側頭部痛も抱え、首・肩甲骨周辺のコリが際立っていた。歯ぎしりや顎の問題に関連する肩の部分にも反応が出ていたため併せて施術を行った。 疲労と関連深い前脛骨筋に強い緊張がみられたため、その部に鍼をした。続いて、頸部・肩甲骨部・肩上部の緊張に対応するふくらはぎ・臀部・仙骨にあるツボに鍼をした。これらの緊張が解けると腕を回しながら『身体が軽くなった』とのこと。仕上げに喉の通りを良くして終えることにした。
使用したツボ
まとめ
本人が自覚していたコリを解すように施術を行いました。鍼ではそのコリを指標にツボを選んでいくため即時的に効果が出たと思います。患者さんとの問診の中でキーとなった『疲労』『食いしばり』がヒントとなり現れていたコリと向き合う事ですぐに効果が現れたものであります。
担当スタッフ
洲崎 和広