脚に力が入らない
症状
2週間前に階段を上り下りしている時に腰を痛め、安静期間を設け数日で治まった。しかし、1週間前に再度痛めてしまいその後は痛みが続いている。仕事も休める状況ではなく、3日前からは腰痛に加え大腿部に張り感を覚え脚全体に力が入らない状態になった。歩くと膝崩れのようになり家族からも心配され来院に至った。
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来院者
男性
40 代
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期間
2021年11月 ~ 2021年11月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
腰部をみていくと屈む動きを行うと両側の腰臀部からハムストリングスかけて強い痛みが出ていた。まずはこの動きの改善を考え、腰部臀部のツボ・膝裏のツボに鍼をした。すると腰部の動きが改善されたが下肢の症状は残っていた。そこで、脚の部分に関連する胸椎のツボに鍼をすると張り感が消失し、立位時の症状も消失した。迎えにこられた家族も『歩けるようになったね』と驚くほどであった。 2回目、『脚の状態も良い、今日の仕事でやや腰部に疲労感がある程度』とのこと。 そこで動きの確認し、前屈時にやや痛みがあったため前回と同様の施術をして終えた。
使用したツボ
まとめ
胸椎下部の緊張が脚の症状を招いていました、この部の緊張がとれると下肢の症状も消失しました。腰部の動きの悪さに加え、この部に注目出来たのが本症例のポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広