口を開きづらい
症状
10年程前に顎の調子が悪く歯科医院にかかると『顎関節症』の診断を受けた。当時マウスピースを作り、装着を試みたが就寝中に無意識に外してしまうことから通院を止めてしまった。それから症状は小康状態であったが最近では口を開きづらい状態が続いており(1か月)、おにぎり等大きく口を開けないといけない場面で支障をきたしていた。自分では学生時代のサックスの演奏・ストレス・嗜好品である昆布やするめが原因と思っている。開口すると2横指程であり、関節がスムーズに動いていない状態であった。
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来院者
女性
30 代
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期間
2022年2月 ~ 2022年2月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
開口時に左右の顎関節の痛みを訴えていたが関連する背部を確認した所、左右差のある緊張した部位が見つかった。連動関係にあるツボに鍼をして緩めたところ、顎の痛みが消失した。『口がスムーズに開けれるようになった』とのこと。さらに肩上部にみられたコリを背中のツボを使うことで緩めるとさらに動きが良くなったため終了とした。
使用したツボ
まとめ
顎関節症は素因・ストレス・外的な要因(嗜好品)による影響が大きく自らのキャパシティーを超えたときに起こりうる。鍼灸施術に行うことで顎関節の影響を及ぼす身体の緊張を見抜いていくことで改善への道が開けます。本件においては、背骨の緊張を緩めることで顎関節の動きやすさを取り戻すことが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広