歩くと内果に響く痛み
症状
2日前、急に内果付近に痛みを感じ跛行状態になってしまった。時間帯が土曜日の午後と言う事でどこの医療施設もやっていなく安静にして経過をみることにした。日曜日には普段通りに歩けるようになったが歩くと内果の付近に響く痛みがあった。そして、月曜日の朝一番に整形外科に受診すると『有痛性外脛骨障害』の診断を受けた。医師からは、習い事のバレエの他に運動会の練習(綱寄せ)によるオーバーユースが原因ではという見立てで、処方は湿布のみで軽快を目指すとのこと。帰りの待合室でケア出来るところはないかと調べたところ当院がヒットした。
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来院者
女性
10 代
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期間
2022年6月 ~ 2022年6月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
患部をみていくと内果の下に強い圧痛点がありこの部を和らげることを考えた。バレエをやっていることから重心バランスを乱れを考えて関連する肩甲骨内縁のツボに鍼をした。圧痛が無くなったことを確認して歩いてみると痛みが消失していた。
使用したツボ
まとめ
『左側の肩が下がりやすい傾向があるから左の肩甲骨のストレッチをバレエの先生に指導してもらったタイミングでした』と驚かれていた症例であります。肩甲骨は重心・姿勢に関与するためこの部に注目出来たのが本件のポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広