ペンキ缶をもったときに痛めた腰
症状
昨日、船の整備のためペンキ缶をもったときにズキッとした鋭い痛みを腰部に感じた。これまでに感じたことのない痛みだったためその場から動けなくなり、冷汗をかいた。数時間の安静後動けるようになったが痛めたときと同じように屈む動作があるとまた同じように痛むのではないかと恐怖感が先行してしまい躊躇してしまう。相談した同僚が当院の患者さんと言うこともあり連絡をいただいた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2022年7月 ~ 2022年7月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
本人に痛い箇所をきくと右腰部から臀部にかけてぼんやりと広く痛むような感覚であった。その中でも私が注目したのは仙腸関節・腰方形筋の緊張であった。この部の緊張緩和を目的に臀部・肘・足のツボに鍼をした。すると右手で床を触れることが出来るようになった。左手を伸ばすと少し痛みが残ったため捻れを取り除くことを目的に臀部に鍼をすると解消された。
使用したツボ
まとめ
仙腸関節・腰方形筋部の緊張が動きを制限していた症例であります。ぎっくり腰であり炎症も強く現れていましたが制限因子をしっかりと見極め、シンプルに施術を進めることが出来ました。また、これらは身体の捻じれにも大きく関与することからこの部に注目しました。
担当スタッフ
洲崎 和広