動けなくなることでさらに悪化した腰痛
症状
妊娠13週であり、今ではやや治まりつつある悪阻が原因で動けなくなり1か月程前から横になることが増えた。すると慢性的な腰痛がさらに悪化し、常に痛い状態になってしまった。特に1週間前からは、起床時30分ほどかけないと起き上がれなくなり辛い時間も増えてきたことから相談いただいた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2022年6月 ~ 2022年7月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
3回
施術と経過
静止時は、仙腸関節を中心に痛みを訴えていた。次に動きをみると屈む・反る動きが出来なく左の腰臀部に強い緊張がみられた。体に冷えも強くみられたことから合わせて考察した。 関わる腕・脛のツボに鍼をした。すると冷えていた下半身が暖かくなった。次に腰部の動きに関わる臀部のツボに鍼をした。仕上げに腹部の緊張を緩和させるとこれまで感じていた起き上がり時の痛み、腰部の動作時痛も消失した。 4日後の2回目、『施術後から調子が良い、昨日から少し腰痛が出始めたが以前ほどではない』とのこと。 同様の施術方針にて行い、仙腸関節の緊張、臀部の緊張緩和を目的に施術を行った。 1週間後の3回目、『身体が温まってきたのを実感している』同様の施術方針にて行った。3回目以降は施術間隔を離してメンテナンス目的での施術を継続することにした。
使用したツボ
まとめ
横になる時間が増えたということから仙腸関節・腰部の緊張に注目しました。身体の冷えも気にされていましたが身体の状態を整えることで対応することができました。
担当スタッフ
洲崎 和広