胃の不調 特に夜ご飯を食べることが出来ない
症状
胃の不調(食欲不振・食後の胃のむかつき)で悩んでいて、特に夜ご飯を食べることが出来ない。8月頃に症状が出始めて病院受診した。胃腸薬で一時的に良くなったがその後コロナに感染して再発した。同じように胃腸薬で対応してみたたもの今度はあまり効果を感じることが出来なかった。 そのときと比べ体重2キロ減少し、感覚的には昼間の食べ物が残る感じでむかつきが強く出現する。ただ、日中の胃痛などもないことから病院では経過観察と言われていた。
-
来院者
女性
20 代
-
期間
2022年11月 ~ 2022年11月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
問診時に関わる事項として身体の不調時には膀胱炎になりやすく頻尿傾向にある。また最近は、頭痛・頭重感があり疲労感を強く感じていた。身体を触れると腹部から下、腰部から下半身にかけて冷えていた。また、後頚部の凝りが強かったことから熱バランスが乱れ症状を呈していると考えた。 下半身の緊張、後頚部の緊張に対応するため腰部仙骨にあるツボに鍼をした。次に腰部・臀部の緊張に対応するためそれぞれのツボに鍼をした。すると冷えていた脚が温かくなり、腹鳴も確認できた。仕上げに下腹部の緊張を足のツボで対応するとさらに状態がよくなった。翌日、夜ご飯を食べれたと喜びの報告を受けたことから施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
胃腸症状・頭痛・頻尿これらの共通するポイントは熱バランスの乱れによるものであり端的に言えば冷え性の改善を考え施術にあたりました。本件に関して言えば、下半身の緊張を解くことで遮断されていた熱交流が活性化されことで大きく改善されました。
担当スタッフ
洲崎 和広