仰向けで寝ると背中が痛くなる
症状
2週間前から仰向けで寝ると背中に痛みを感じ寝付けない状態が続いていた。特別思い当たるような事柄もなく、徐々に悪化していった。当初は仰向けにならないと症状は出なかったが数日前からは座位で過ごしているときには重たく感じ、動かすと突っ張るような感覚がある。数年前に同じような症状になり整形外科に受診した所『側彎の影響が出ている』と言われ、その時は数週間安静にして経過観察をした経験から違う視点でみてほしいと連絡をいただいた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2023年3月 ~ 2023年3月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
肩甲骨内縁に強い緊張がみられ、仰向けになると該当部に痛みを訴えた。 まずは関連する、臀部のツボに鍼をした。また、作用を高める目的で足のツボに鍼を加えた。次に側弯部の影響から足のツボに鍼をすることで対応した。その間、仰向けになっていたが5分程で痛みがやや出てきたとのこと。 そこで頸部のツボに加え下半身の緊張を取り除くためにハムストリングスのツボに鍼をした。 確認を行うと10分ほど仰向け可能になったため施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
肩甲骨は筋肉で支えられている構造上、頸部・背部・臀部・腰部・ハムストリングス部と相互に影響を受ける。その中で過緊張となっている部分を鍼で取り除くことで解消された症例であります。
担当スタッフ
洲崎 和広