ゴルフ肘による上肢の痺れ
症状
2月から今シーズンのゴルフが始まり3月頃には肘の痛みを感じるようになった。その時に整形外科にかかり『ゴルフ肘』の診断を受け痛み止めの薬・湿布をして経過をみていた。しかし悪化傾向が続き4月には握力低下、上肢全体の痺れが出現し日常生活にも大きく支障が出てきた。来院時には肩関節の動きにも制限され衣服の着脱が困難であった。
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来院者
男性
50 代
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期間
2023年5月 ~ 2023年5月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
2回
施術と経過
上肢全体に症状が波及していたが肘の動きに注目して施術を行った。 関連する背中のツボに鍼をした。また炎症反応もみられたたため関連する背中のツボを加えた。確認するとさらに内側に感じるとのことで同様に対応した。また、腕の緊張を取り除くことで作用を高めた。仕上げに肩甲骨外縁にあるツボを使うことで腕の緊張に対応した。その日は6割減ほどであった。 1週間後の2回目『初回後日に日に良くなった、痺れ・肩の動きが良くなった。肘の圧痛だけが残っている』 対応する背中のツボを使うと圧痛が消失した。
使用したツボ
まとめ
ゴルフ肘が起点となっていたためこの症状にフォーカスしました。肘の問題は背中のコンディションに影響されるためこの部に注目したのが本症例のポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広