作業中に痛めた腰
症状
2日前、職場の棚卸しを行い腰部に違和感を覚えた。帰宅するといつものようにアルコールを含みそのまま就寝すると悪化してピークを迎えた。痛み止めの薬を服用し、湿布を塗布して安静にしているとだいぶ落ち着いてきた。コルセットをつけていると緩和されるがないと怖い。ズボンの着脱や下のものを拾うような動きをすると鈍痛が残ることから連絡をいただいた。
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来院者
男性
60 代
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期間
2023年6月 ~ 2023年6月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
実際にズボンの着脱動作でみていくと屈んだ時に腰痛が出現し股関節の屈曲は可能であった。 そこで腰椎下部の緊張の緊張に注目して頚背部のツボに鍼をした。すると屈む動きが8割程良くなり、違う箇所に緊張が残った。そこで手足のツボを使い対応すると屈む動きが出来るようになった。 最後に確認すると起き上がりや寝返りのとき痛みが出ていたため臀部のツボを使うと消失したことから終了とした。
使用したツボ
まとめ
頸部ー腰部の連動を用いることで大きく改善された症例であります。実際の誘発動作をみていくことでどの動きに問題があるかを見つけ出すことが出来ました。股関節の屈曲は可能であり、腰椎の動作に制限が出ていたためこの動きに焦点を当てました。
担当スタッフ
洲崎 和広