むずむず脚症候群と思われる就寝時の違和感
症状
2・3年前から左耳の耳鳴りが始まり1年耳鼻科に通院したのち担当医からも『これ以上の手立てはありません(診断名不明)』と言われキーンとした高い音の耳鳴り、音が割れたように聞こえストレスを感じていた。会合等人が集まる所では特にイライラすることが多く、頭痛なども感じるときもある。6月に会合があり、少しパニック状態になるとその晩からむずむず脚症候群と思われる脚の違和感が続いてる。布団に入ると特に左脚太もも前側から始まり、虫が這っていくような感じになる。最近ではふくらはぎ・陰部までの方に広がってきていることから心配になり連絡をいただいた。
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来院者
女性
70 代
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期間
2023年7月 ~ 2023年7月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
身体をみていくと本人は自覚していなかったが下肢の冷えが明らかであった。また、上半身に熱が籠ったような所見もあったことからこの熱バランスの改善を最優先に考えた。また頸部特に耳と関連する側頸部顎関節に強い緊張がみられたためこれらを解すことにした。手足のツボを使い対応すると『少し身体が温まった気がする』とのこと。次に後頚部の緊張に対応するために膝裏や仙骨腰部のツボを使った。下肢がさらに温かくなり『耳鳴りのキーンとした強い音が弱くなってきた』とのこと。 1週間後、2回目『施術後からむずむず脚症候群が治まっている』このまま耳の方症状を改善を図りたいとのことで現在4回目まで実施し、音が割れた感じが無くなり耳鳴りの方も緩和されてきている。
使用したツボ
まとめ
耳鳴に伴って起きたことであることから全身バランスに注目しました。上半身は汗ばみ、下半身の冷えが顕著だったことから頚背部腰部の緊張を取り除き巡りを良くするように仕向けました。
担当スタッフ
洲崎 和広