ボールを力強く投げることが出来ない
症状
2週間前の野球の大会でピッチャーで出場して、試合途中に右肩の痛みを感じた。その後から段々と痛みが増し、最近では力強くボールを投げることが出来ず手投げ状態であった。肩を引くような動きをすると関節の前側が痛く、ストレッチを重ねても変化がなかったことから連絡をいただいた。
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来院者
男性
10 代
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期間
2023年9月 ~ 2023年9月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
肩の連動から股関節の捻じれに注目した。中でも患側の股関節内旋制限が顕著であった。加えて外旋時や側方挙上時に痛みを伴っていたことからこれらの動きの改善を考えた。関連する手の甲・腕のツボに鍼をした。股関節の内旋、肩関節の外旋の動きが改善された。側方挙上も大幅に改善されたが最後に鎖骨部の緊張を取り除くと痛みなく上げることが可能になった。
使用したツボ
まとめ
股関節ー肩関節は連動するため最初にこの部の動きの改善から考えました。また、手や鎖骨の緊張を取り除くことで肩の動きが良くなり痛みが消失したケースであります。
担当スタッフ
洲崎 和広