スキーで2度痛めた腰部
症状
3週間前にスキーをしている時にギックリ腰を発症しまともに動くことが困難になった。その後近くの整骨院に通い緩和状態だったものの4日前に同じ状況で再度痛めた。これだけ繰り返す痛みに不安感を覚え近所の整形外科に受診すると『ギックリ腰』とのことで患部周辺にブロック注射を施された。ただ、痛みは変わらず続いているため違う手段として連絡をいただいた。 座っているところからの移動動作や運転中の前方確認のため体幹が前傾になり座骨が浮くような姿勢となると痛みがある。仕事でも屈む動きが制限されることで下のものを取りづらいなど多くの支障が出ていた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2024年1月 ~ 2024年1月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
みていくと座骨が浮くような動きとして起き上がりの時に再現できた。また腰部の屈曲の動きに制限が出ていたためこれらに課題を定めた。まずは動きの改善を考え、腰部の緊張部と関連する膝裏のツボに鍼をした。次に仙腸関節部の緊張に対応するため関連する肩甲骨のツボに鍼をした。腰部を触れると下部に特異的な緊張が残ったことから関連する足指のツボに鍼をした。すると起き上がりの動きがスムーズになり、屈む動きも大幅に動きを取り戻した。仕上げに関連する臀部のツボに鍼をした。
使用したツボ
まとめ
発生状況から考えました。 スキーと言うスポーツ特性上、膝を曲げ前傾姿勢になることから膝裏の緊張が生まれやすいこと。スキー靴の特性上、足指の動きが制限され腰部に負荷がかかること。また同一姿勢が続くことから重心バランスを主る肩甲骨に緊張がみられました。
担当スタッフ
洲崎 和広