下半身の痺れ感と頭痛
症状
先月から左脇腹から腰部、大腿部外面、腓骨、外果まで痺れたような違和感を覚えた。
これまでこのような感覚になったことはなく整形外科に受診すると『骨には異状ないので痛み止めの薬で様子をみて』と言われたが変化はなかった。この頃からズキズキと頭の奥で響くような頭痛に襲われたこともあり痛み止めの薬が欠かせなかった。
痺れは弱いものが常時あり、頭痛の方は波がある。頭痛は薬で対処できたものの昨日からの頭痛が抜けず違う手段として鍼灸が選ばれた。
-
来院者
男性
50 代
-
期間
2024年3月 ~ 2024年3月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
頭痛との関連をみていくと側頸部に際立った緊張がみられた。また左の側面に強い緊張がみられたことからこの関連性を解くことにした。関連する腰部・臀部のツボに鍼をした。
すると『痺れが消失して頭痛も緩和された』とのこと。次いで肩上部のコリに対応するために臀部のツボに鍼をすると頭痛も消失した。
使用したツボ
まとめ
下半身主に臀部の緊張を取り除くことで症状が緩解されました。
触れていくとこの部だけが冷えの所見があり緊張も強かったことからこの部に注目しました。また臀部は解剖学的な位置からも肩や首、大腿部やふくらはぎと言った全身に波及することからも本件のような全身症状には有効な手段であります。
担当スタッフ
洲崎 和広