歩いていると膝裏から足裏にかけて痛くなってくる
症状
介護職に就き週に2・3回数時間仕事をしている。とにかく動くことが好きで仕事のない時間はサークル活動など活発的である。 10日程前から外を歩くと膝裏から足裏にかけて痛くなり、終盤には脚が棒のようになる状態であった。休むと緩解されるが外出機会が失われることを考え連絡をいただいた。 要因として1か月前に風邪を拗らせ寝込む時期がありその時の筋力低下があるのではないかと考えている。
-
来院者
女性
60 代
-
期間
2024年3月 ~ 2024年3月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
膝関節の屈曲制限はややあるものの股関節の屈曲制限の方が顕著に現れていた。また足首の底屈制限があることからこれらの動きの改善を考えた。 股関節の動きに対応するために足指のツボに鍼をした。次にふくらはぎ・膝関節の緊張を取り除くことを目的に腰部のツボに鍼をした。仕上げに膝の動きの起点となる臀部のツボに鍼をした。確認すると動作制限は消失していた。 後日『買い物へ行けている、元気です』と家族から報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
ふくらはぎの緊張を解くと足裏の緊張も同時に解消されました。 元々、変形性膝関節症の既往があり股関節の動きも悪くなっていたことから併せて施術を行うことで解消されました。
担当スタッフ
洲崎 和広