捻じったような脚の痛み、思うように動かない

症状

1週間前、エアロビクス際中に下肢全体が痛くなった。その日は始める前から下肢に異変はあったが参加できる程であった。 湿布や安静で様子見であったが数日すると痛みがなくなってきたことから今日、スポンジテニスに参加すると序盤から再びに痛みが出てきた。 今では脚を思うように動かすことが出来ず、下肢全体が張っている。座位では膝を曲げることが出来ない。立ち上がりの動きでは軽度屈曲位から立ち上がるような動きであった。立位で脚を捻じったような全体の痛みがあり、歩行も跛行状態であった。 　

施術と経過

触れると大腿部の緊張が強く現れていた。また臀部の緊張も強かったことから関連する腰部・臀部のツボに鍼をした。置鍼中『脛にかけてやや痺れがでていた』とのことでさらに腰部のツボに鍼をした。すると動き変わり、座位での膝を引く動きが出て立ちやすくなった。歩行も摺足ではあるものの跛行状態ではなくなった。 股関節・膝関節・足関節と詳しくみていくと膝関節の過伸展の動きに大きな左右差がみられたことからこの動きの改善を次に考えた。 頭部・膝裏・臀部のツボを使うと過伸展の動きを取り戻し、歩容も大きく改善された。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• L5(1)L
• 臀中根L
• 懸崖L
• 後頂正中
• 膝根L

まとめ

下肢全体の痛みでありましたが注目すべきポイントは大腿四頭筋の緊張でした。 腰部との関連性を解き動きやすくなることで痛みが解消されました。

担当スタッフ

洲崎　和広