NEWヨガのポーズで痛めた股関節の痛み
症状
5か月前にヨガの鳩のポーズをしたことをきっかけに股関節の痛みが続いている。腸腰筋部が伸ばされた状態となりこれ以来、この部に負荷がかかると痛みを感じる。日常生活では歩行などに支障はないものの、深くしゃがみ、立ち上がるときに痛みを感じる。日課であったストレッチを充分にできない、特に股関節の屈曲・外旋の動きに制限がかかる。 家にいる時間が長く、ミシンなどを趣味で行うことも多いため座っている時間が多い。
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来院者
女性
50 代
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期間
2024年12月 ~ 2024年12月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
2回
施術と経過
股関節の屈曲・外旋制限の動きの改善を考え施術を行った。 仙腸関節の緊張が際立っていたことから該当部に加え、関連する臀部・膝裏のツボに鍼をした。すると大幅に改善されたことから1回目の施術を終えた。 2回目、『股関節痛は9割減りました。痛いとこを探すのが大変なくらいです。久しぶりに不安なくストレッチができて気分が良いです。しゃがんで立ち上がるときの痛みが残ってる程度です』とのこと。 骨盤を後傾させた状態で股関節内旋させると痛みが出ていたことから、腹部の緊張を取り除くと痛みが消失したことから施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
悩まれた期間が長期に及びましたが施術においては、仙腸関節の緊張を取り除くことで大きく改善された症例であります。 痛めたポージングから推測するに片側荷重により仙腸関節部が過緊張を起こし、痛みの原因となっていました。
担当スタッフ
洲崎 和広