仕事後の腰痛と深夜2時30分の目覚め
症状

仕事後に腰部の痛みが出現し、深夜2時30分に決まって目が覚めるという特徴的な症状を呈していた。腰部の痛みに加え、全身の怠さや重だるさを感じ、活力が低下していた。また、頻尿や食いしばりが併発し、特に食いしばりが顕著で歯茎の腫れを伴っていた。肩こりも出現しており、これ以上の症状悪化を懸念していた。医療機関での受診歴はなかった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2025年1月 ~ 2025年1月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
2回
施術と経過
初診時、右腰部から臀部にかけての強い緊張と腰部の伸展制限が確認された。股関節の緊張緩和を目的に腰部のツボ、腰部の緊張緩和のために膝裏のツボに鍼をした。また、顎の緊張に関連する手のツボと仙腸関節部のツボにも鍼を施した。初回施術後、腰部の伸展制限が解消され、肩の力が抜けて身体が楽になったとの報告があった。2回目の施術時には、深夜の中途覚醒が消失し、腰痛も改善。さらに、肩こりと食いしばりの緩和も確認された
使用したツボ
まとめ
腰痛を主訴として来院したが、実際には食いしばりによる全身への影響が大きく関与していることが判明した症例である。腰部への直接的なアプローチに加え、顎の緊張に関連するツボへの施術を行うことで、腰痛のみならず不眠や食いしばりなどの随伴症状も改善した。本症例は、局所的な痛みに対して全身的な視点からアプローチすることの重要性を示唆している。特に、夜間の決まった時間での覚醒という特徴的な症状が、全身の緊張状態と密接に関連していたことは、治療方針を考える上で重要な示唆を与えている。
担当スタッフ
洲崎 和広